アルミサッシは高性能化していますが、価格はとってもリーズナブルです
- 2017/05/16
LIXILからアルミ窓(複層ガラス)と同等価格を実現したアルミ+樹脂の高性能ハイブリッド窓「サーモスL」が発売されました。
室外側にアルミを、室内側に樹脂を採用したハイブリッド構造。
熱貫流率は3.49W/m2・K(H-3等級)で、一般的なアルミ窓(複層ガラス)の4.07W/m2・K(H-2等級)よりも断熱性能を1等級ぶん向上。
試算によると、東京で「サーモスL」を採用すると、冷暖房費を約15%削減できる見込み。
さらにLow-E複層ガラスと組み合わせることで、2.33W/m2・K(H-5等級)まで性能を上げることができる。
ガラス面積を従来品比15%拡大。
また、フレームを約50%スリム化することで、室内からはフレームが見えず、すっきりとした窓辺を演出します。
新商品の最大の特徴は、高性能ハイブリッド窓でありながら価格を「アルミ窓並み」に抑えたこと。
材質や窓構造の工夫はもちろん、大幅な設備投資を行って製造の自動化を推し進めることによりコストダウンを実現されています。
参考価格 単体引き違い窓(Low-E複層ガラス、W1690xH1370)が8万300円。
設定温度は室外0.3℃、室内25.2℃。
サーモカメラを使って表面温度を比較すると、アルミ窓よりもハイブリッド窓の方が約5℃高かった。
(左)アルミ窓(ペアガラス) フレームの表面温度11.0℃ (右)サーモスL フレームの表面温度15.8℃
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